2007年 04月 26日
Japanese Design |
去年の夏から始めた陶芸クラスを、今週でお終いにすることにしました。
私の通っていたクラスには、日系2世や日本を離れて久しい御婦人がいて、
そういった方たちから聞く、戦時中や戦後のシカゴの日本人コミュニティの話は
まるでドラマになりそうなほど、波瀾万丈。
おつきあいさせていただいたことは、私にとってはとても興味深い体験でした。
それはさておき、ある1人の2世のおばあちゃんは、
教室で自分の家紋をモチーフにした鍋敷きを作っていました。
別のおばあちゃんが、自分の家の家紋が長年わからないと言われるので、
後日、私がその苗字の家紋をインターネットで調べて差し上げたところ、
大変喜んでくださり、さっそくクッションにしたいと話していました。
また、それをお孫さんたちに見せたところ、
自分のステーショナリーのマークに入れるとか、
タトゥーにするとか、いろんなアイデアが出たそうです。
私にとっては、「家紋=結婚式の羽織についてるもの」くらいのイメージしかなかったので、
家紋を生活に取り入れる、お鍋置いたりおしりにひいたりもしちゃう!
そういうアイデアは私たちには無いもので、ちょっとおもしろいなーと思いました。
で、先日クラスでお世話になったみなさんに何か役に立つ物を贈りたいな、と思っていた時、
ふとこのことを思い出し、書店をうろうろしていたところ、
日本古来のモチーフやデザインを集めた本を見つけました。
どこかで見覚えがあるようでいてなんだか新鮮なモチーフ。
おーこういう本があるとは!
いろんなことに使えそう。
それでこの本をプレゼントすることにしました。
クラスのみなさんの創造力を
かき立ててくれるといいなと思います。
by nahozo
| 2007-04-26 16:12
| マイ日常